こんにちは、川崎大学医学部進学会・代表の石戸です。
県内外の方から、附属高校・特別推薦枠からの内部進学についてご質問をよく受けます。
川崎医科大学付属高校は、全国では唯一の医学部の附属高校です。
医学部への進学への道が嘱望される生徒、つまり親御さんが医師の家庭のご子息が通う高校と言えます。
一般的には「エスカレーター式に医学部に進学している」ように見られていますが、そんなことはありません。
特別推薦入試による内部進学率
2018年度の倍率です。
リンク:川崎医科大学付属高校公式サイト
特別推薦(内部進学)
受験者数26名
合格者21名
競争率1.2倍
一般入試
受験者数1409人
入学者数87人
競争率16.2倍
特別推薦入試の実施日程
例年12月下旬に大学で行われています。
高校の目的の一つが「大学の中核をなす人材を育成する」こと、そのために3年かけて教育しているため、全員を編入させる方針です。
難易度は低めと言われています。
試験科目
- 英語、数学、物理、化学、生物(理科3科目)
- 小論文、面接
受験回数の制限
最大の注意点ですが、受験回数に制限があります!
特別推薦入試は、1浪までしか認められていないようです。つまりチャンスは最大で2回。
3年間で1500万円以上の学費(寮費含む)がかかりますので、何としても高校卒業時の特別推薦入試で進学したいものです。
1浪生の合格率
同業の先生から聞いた話ですが、1浪した生徒の99%は合格できているそうです。
ということは、高校卒業後に90%以上、1浪後はほぼ全員が川崎医科大学の医学科に合格できることになります。
とはいえ、公表されたデータはないので油断はもちろん禁物ですよ。
現役時の対策
前述の通り、卒業後一浪まで受験が認められています。
浪人生は『補習科生』という扱いになります。
90%という数字を高いと取るかはともかく、確実に受かるように高校三年間みっちり勉強しなければなりません。
当塾では高校二年生から通っている生徒さまがいらっしゃいますが、特別推薦に不安がある方はできれば高校三年生になるまでに対策塾に通って適切な指導を受けましょう。
川崎医科大学付属高校へお子様を進学させるつもりの方は、お気軽にご相談ください。
当塾には対策コース設立以来、毎年附属生が在籍しており、最新の情報をお伝えできます。